いろは歌

1/27/2012

いろはにほへと ちるぬるを
(色は匂へど 散りぬるを)

わかよたれそ  つねならむ
(我が世誰ぞ 常ならむ)

うゐのおくやま けふこえて
(有為の奥山 今日越えて)

あさきゆめみし ゑいもせす
(浅き夢見じ 酔ひもせず)




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花は咲き誇っていても、やがて必ず散ってしまうようにどんな幸せも色あせてしまう。

いったいこの世で永遠に生き続けることができる人がいるのだろうか。

いや、必ず、すべてとわかれてひとりで死んでいかねばならない。

何のために生きるのか分からない苦しみの人生を今日、越えた私の幸せは

つらいことをごまかすために酒を飲んで夢見ているような、

偽りの幸せではない夢さめたはっきりした絶対の幸福の身になったのです。


▼ 仏教といろは歌

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