人のセックスを笑うな
5/15/2011
この映画は、観終わった後でもずっと何かが引っかかるような、
それは心地悪いわけでもなく、自然体でいいんだってことを気づかせてくれる開放感に近くて。
セックスなんて言葉を含むと、どうしてもいやらしさの方に捉えがちだけど
英題になっている”Don't laugh at my romance.”の方が
色眼鏡なしでしっくりくる。
久しぶりに観たらね、やっぱり自分のことを振り返って考えてた。
映画の内容で言えば、19歳の学生が39歳の先生を好きになっちゃって恋に落ちるが
夢中になってしまった後に知る、先生が既婚者だったことにショックを受け
それでも先生が忘れられないって話なんだけど、
恋愛うんぬんよりも、39歳の女性として魅力的な姿に自分とを比較して考えてみたりする。
詰まるところ、魅力ある人というのは自分にも人にも素直だし、無理をしていない。
「人にどう思われるから」、とかそんなことはどうでもいい。
好きだから、知りたい。
好きだから、触れたい。
ただそれだけのこと。
相手を束縛するなんて以ての外!
この映画に関して言えば、”魅力的な女性=小悪魔な女性”の意味に近いかもしれないけど。
”素直”でいることが、”わがまま”になっているのでは?
と区別が分からなくなって、投げ出したい気持ちから自分の殻に閉じこもってしまう。
そんな性格を続けているから無理をして、絶ち切って、その繰り返しだ、私...
素直になるって本当にむずかしいんだよ。
そうそう。セットのインテリアもかなり好みで、
このシーンで使われているテーブルがすてきです。
照明、ストーブ、時計、ソファ......どうしてこんなに惹かれるんだろう!
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